2022年06月

金沢医療センターでの症例検討会にお誘い頂きましたので、先日参加してきました。
検討会では同院での癌症例に対する整形外科の取り組みをご紹介頂き、勉強させて頂きました。

10年以上前になりますが、私自身金沢医療センターには以前勤務していた事があるため非常に懐かしくなりました。当時お世話になった先生方にも何名かお会いしご挨拶させて頂きました。このような顔の見える連携というものをこれからも構築していけたらと思う次第です。

当院で対応できる患者さんに関しては精一杯診療させて頂きますが、必要な方に関しては適切に紹介・連携を図って、患者さんの為になる医療を実践していければと思います。

石田病院 副院長 石田晃介
ようこそ石田病院ホームページへ (axiz.gr.jp)

金沢も梅雨入りし、湿度が高く蒸し暑い日が次第に多くなってきました。
季節の変わり目体調の変化にはお気をつけください。

さて、本日は骨粗鬆症のお話をさせて頂きます。

骨粗鬆症というとどういうイメージでしょうか。背の曲がった高齢者の病気、そんなイメージもあるかもしれません。しかし50歳代以上の女性の4人に1人は骨粗鬆症とも言われている位頻度の多い病気です。ですが、骨粗鬆症できちんと治療を受けている方は2割程度しかいないと推定されています。自分が骨粗鬆症であることに気づかず、骨折などで初めて気付く、という方が多いという事なのだと思います。

要介護化の最大の原因が骨折・関節疾患と言われています。骨粗鬆症を早期発見・早期治療することで将来的な骨折・寝たきりの予防が出来ます。

骨粗鬆症のリスクとしては、女性(特に閉経後)・加齢・遺伝・骨折経験・過度な飲酒・喫煙等々があります。

対象者(40歳以降女性5年ごと)はすこやか検診でも骨粗鬆症検診を受診可能です(費用400円)。

気になる方は、是非一度骨密度を調べてみましょう。


石田病院 副院長 石田晃介
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