2022年05月

副院長の石田晃介です。

私はこれまで北陸の各基幹病院で内視鏡専門医として内視鏡業務に勤しんでおりましたので、当院でも内視鏡検査には力を入れていきたいという思いがあります。

そういう訳で私の着任にあわせ、このたび当院の内視鏡を新調しました。
そこで今回は新しい胃カメラの紹介をさせて頂きます。

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写真ではわかりにくいかもしれませんが、非常に細い細径内視鏡を採用しています。


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近くに鉛筆があったので並べて撮影してみました。
胃カメラの太さは6mmも無い細さです。見ての通り鉛筆より細いですね。
これまで「昔胃カメラ酷かった。もう受けたくない。」とおっしゃっている患者さんを何人も見てきました。ですが、胃カメラは症状がある時は勿論ですが、胃癌検診として定期的に受けて頂きたい検査でもあります。なので「胃カメラはツライ」というイメージを少しでも払拭出来るように、より楽に検査を受けて頂けるように、細径内視鏡という従来のものより細い内視鏡を採用することにしました(従来の2/3以下の細さです)。

経鼻で使用できる内視鏡なのですが、当院では今のところ経口で使っています。私自身が口からと鼻から両方受けた事があるのですが、正直私は鼻からの検査は鼻が痛くてあまり楽じゃなかったので、、、細いカメラを口から入れるのが一番楽だと感じている、というのも理由の一つです(個人差はあるかもしれませんので、患者さんから経鼻のリクエストが多ければ今後運用は検討するかもしれません)。

幸いなことに、今月胃カメラを受けて頂いた患者さん達からは、「今までより楽だった」「これなら鎮静剤無くても出来るね」「胃カメラ初めてだったけど思ったより酷くなかった」といったような好評のお声を頂いております。

一昔前の細径内視鏡は画像が暗い・粗いなど満足できる画質ではなく、普通の内視鏡(太さは約1cm)を使わざるを得ないと感じていましたが、最近の細径内視鏡は画質も相当向上しており満足できるレベルになっています。

胃の調子が悪いといった方や、以前胃の病気を指摘されたことがある方、すこやか検診での胃癌検診など、胃カメラ検査ご希望の方はお問い合わせ下さい。

かなり楽に受けて頂けるようになったとは思いますが、もし胃カメラがすごく苦手という方は鎮静剤を使う事も出来ますのでご相談くださいね。


 副院長の石田晃介です。私が当院に着任して早一か月半がたちました。当院をより良い病院に出来るよう、地域の皆さんに気軽にご自身の健康に関して相談して頂けるよう、頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 さて、通院されている方はお気づきかもしれませんが、この4月より外来の掲示板にポスター(?)を掲示させて頂いています。手作りで拙いものではあるのですが、当院の事や病気の事をもっと皆さんに知って頂きたいと思い掲示を始めました。順次追加していきたいと思っていますので、当院受診の際には時折チェックして頂けると嬉しいです。
 先日は当院のリハビリ室の紹介を追加しました。リハビリ室にも私とほぼ同時期に新たなメンバーが加わっています。やる気に満ちた新たなメンバーが加わり、リハビリ室も活気に満ちています。関節や筋肉の痛みにお悩みの方、是非一度ご相談ください。

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